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外国人の居住や通商の舞台
神戸旧居留地
兵庫県神戸市
閲覧数:44回
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日本の歴史が大きく動いた江戸時代末期。1858年に「日米修好通商条約」を締結した日本はついに鎖国を解き「横浜、長崎、函館、新潟、兵庫」の5港を開港することになりました。
神戸旧居留地の歴史はまさにこの時から始まったと言われています。
横浜に遅れること10年、1868年に神戸港は開港されました。旧居留地はその神戸開港に伴い、外国人の居住や通商の場として造られた街です。
イギリス人土木技師「J・W・ハート」がヨーロッパの近代都市計画を基に設計し、街づくりに奔走します。その後、街路樹や下水道も整備され、この一帯には整然とした126区画に外国商館が建ち並びました。この敷地割りは現在もほとんど変わらず、番地もそのまま残されています。
平成元年に国の重要文化財に指定された15番館は、阪神・淡路大震災で一度倒壊しましたが、現在は復元され明治初期の外国商館の面影を今に伝えています。
メインストリートの京町筋には「神戸市立博物館」や「オリエンタルホテル」に代表される神戸旧居留地25番館、「神戸らんぷミュージアム」などが建ち並びます。
明治から昭和にかけて造られたノスタルジックな西洋館と近代建築は、夕方になるとライトアップに照らされて幻想的な風景を見せてくれます。
■ 基本情報
名称:神戸旧居留地
住所:兵庫県神戸市
最寄駅:JR山陽本線 元町駅(徒歩3分)
営業時間:いつでも散策可
料金:無料
定休日:なし(店舗の定休日は別途確認)
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
■ 主なスポット
・神戸市立博物館
・旧神戸居留地15番館
・チャータードビル
・旧居留地38番館
・商船三井ビル
※詳しい情報はホームページでご確認ください。