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朱塗りの回廊を巡らせた美しい伽藍
薬師寺
奈良県奈良市
閲覧数:76回
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薬師寺は今からおよそ1300年前の白鳳時代、天武天皇が後の持統天皇となる皇后の病気を治そうと、藤原京に建てたものです。
朱塗りの回廊をめぐらせたその美しい伽藍が多くの観光客を魅了しています。もともと藤原京にあった薬師寺ですが、平城遷都によって、718年に現在の場所に移されています。
金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の二つの三重塔を備えた構成は独特なもので、薬師寺式伽藍配置と呼ばれています。
しかし、建立後は度重なる天災や戦火で東塔以外の伽藍をすべて失ってしまいました。その文化的価値を高く評価された薬師寺は昭和に入り西塔と金堂が修復され、平成に入り大講堂が再建されました。現在では白鳳文化を今に伝えるならを代表する観光スポットとなっています。
アメリカの美術家フェノロサが「凍れる音楽」と評したことで名高い東塔は、現在修復工事を行っており、完成は2018年を予定しています。
薬師三尊像をはじめとする国宝や重要文化財も必見で、すべてを拝観するのに一時間ほどを要します。薬師寺を訪れた際は少し遠回りではありますが、重厚な南門から入ることをオススメします。大寺院ならではの風格を肌で感じることができます。
■ 基本情報
名称:薬師寺
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
最寄駅:近鉄橿原線 西ノ京駅(徒歩すぐ)
営業時間:8:30〜17:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし(原則)
駐車場:敷地内の駐車場を利用可(有料)
■ 料金(共通券/時期や企画により変動)
大人 :1,100円
中・高校生:700円
小学生 :300円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。