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花の御寺として親しまれる観音霊場
長谷寺
奈良県桜井市
閲覧数:47回
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長谷寺は、大和川上流にある初瀬川を臨む山の斜面に建っています。
7世紀末、修行僧だった道明が天武天皇の病を治すために、銅版法華説相図を収めたのがこの寺の始まりです。「西国三十三所」の第8番札所であり、日本でも有数の観音霊場として知られています。
国宝である本殿には、「登廊」と呼ばれる独特の階段を上っていきます。この登廊は春日大社の社司が子供の病気平癒の御礼に寄進したもので平安時代からこの姿を留めています。
寺の境内は「牡丹」の名所でもあり、4月下旬から5月上旬にかけて、150種類以上、7,000株の牡丹が咲き乱れます。長谷寺が古くより「花の御寺」という名で親しまれてきたゆえんです。
本尊の「十一面観音」は、霊木から造り出されたとされる国内最大級の木造仏です。
枕草子や源氏物語など、多くの古典文学にも登場する長谷寺ですが、中でも源氏物語の「たまかずらの巻」に登場する「ふたもとの杉」は、長い時を経た現在も境内に佇んでいます。
■ 基本情報
名称:長谷寺
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
最寄駅:近鉄長谷寺駅(徒歩20分)
営業時間:8:30〜17:00(冬季は16:30終了)
料金:500円(子供:250円)
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。