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高野山と並ぶ密教の道場

室生寺

奈良県宇陀市
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室生寺は奈良時代末期、桓武天皇の病気を治すため、興福寺の僧・賢憬(けんきょう)が創建したと言われています。

高野山と並ぶ密教の道場として栄え、女性の参詣を許したことで「女人高野」とも呼ばれていました。

別名「シャクナゲ寺」の愛称でも知られ、春になると美しいシャクナゲの花が境内を彩っています。

もともと自然環境に恵まれた寺院でもあり、天然記念物のシダ植物群が自生するなど、自然と芸術、文化が融合した空間でもあります。

室生寺の最大の見どころは金堂や本堂、五重塔などの建造物とその中に安置されている仏像です。境内には国宝や重要文化財に指定されている貴重な宝物が数多く保存されています。

平安時代初期に建てられた国宝の金堂には、一木造りの本尊釈迦如来立像を始め、十一面観音立像など数多くの国宝仏像が安置されています。

同じく国宝となる日本最小の五重塔は、檜皮葺きの屋根と巧みな配色で周囲に溶け込ませ、軽やかで優美な印象を与えます。

現在は修復されたものですが、その佇まいは以前と変わらぬ優美な雰囲気をかもし出しています。


■ 基本情報
名称:室生寺
住所:奈良県宇陀市室生78
最寄駅:近鉄室生口大野駅(バス15分)
営業時間:8:30〜17:00(冬季は16:00終了)
料金:拝観料 600円
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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