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奈良随一の桜の名所
吉野山
奈良県吉野町
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奈良随一の桜の名所として知られている吉野山。シロヤマザクラを中心に、5万本もの桜の木があるといわれています。
役行者がここで修行したときに、修験道の本尊である蔵王権現の姿を桜の木に刻み、守り神にしたという逸話が残されています。以来、吉野山では桜を神木として保護しています。
シーズンともなれば、吉野神宮付近の下千本から徐々に桜が開花していき、西行庵一帯に広がる奥千本まで山全体が美しく彩られます。その美しさから、古来より多くの歌人に愛され、歌に詠まれてきました。
桜の季節が終わると、あじさいの花が山道に可愛らしく咲き乱れます。夏になると、町中が賑わう「かえるとびの行事」や「七夕祭り」など数多くのイベントが開催されます。
春の淡い桜色とは対照的に燃えるような赤、黄、橙色に染まる秋の吉野山も見事です。真冬は白銀の世界に包まれ、山々もひっそりと厳粛なムードを漂わせています。