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紀州徳川家の繁栄を祈願した寺

紀三井寺

和歌山県和歌山市
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西国第2番の札所として知られるのが紀三井寺です。

奈良時代、中国唐の僧だった「為光上人」によって開かれた寺です。穏やかな季節には、巡礼姿のお遍路さんが参拝する姿を見かけることができます。

和歌山城からほど近いこともあり、紀州藩の歴代藩主が訪れ、紀州徳川家も一族の繁栄を祈願した寺でもあります。

本堂横の入口にある霊宝堂には、一休和尚の額や西国三十三箇所の絵図などが多数の秘宝も展示されています。

紀三井寺という名前ですが、「紀州にある三つの井戸が有るお寺」ということで名付けられたといわれています。

現在も境内には「清浄水(しょうじょうすい)」「楊柳水(ようりゅうすい)」「吉祥水(きっしょうすい)」の3つの井戸があり、こんこんと湧き出す水は一年中絶えることがありません。

また敷地内の六角堂は西国三十三箇所の巡礼と同じ功徳があるとされ、たくさんの人が参拝に訪れています。

また紀三井寺は、古くから詩歌や小説など実に多くの文学に登場してきます。松尾芭蕉も「見あぐれば、桜しもうて、紀三井寺」という一句を残しています。当時から早咲きの桜の名所として親しまれていたことが分かります。


■ 基本情報
名称:紀三井寺
住所:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
最寄駅:JR紀三井寺駅(徒歩10分)
営業時間:8:00〜17:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可

■ 料金
大人:400円
子供:200円(小・中学生)

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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