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山全体が寺院という壮大な聖域
高野山金剛峯寺
和歌山県高野町
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1131年、鳥羽上皇の命令で建立された「小伝法院」が金剛峰寺の起源になります。
その後、豊臣秀吉が亡き母の菩提を弔うため、小伝法院を含んだ寺院を建立しました。当時、母親の髪を納めたことから「剃髪寺」と呼ばれましたが、後に「青厳寺」と名前を変え栄華を誇ります。
再三に渡って火災に見舞われ、現在の本殿は明治期に入ってから再建されたものです。このころ隣接していた「興山寺」と統合され、現在の「金剛峯寺」として一帯が整えられることとなりました。
広大な敷地には東西に約60m、南北に約70mの主殿を始め、奥殿や別殿、書院や茶室など様々な建物を備え、寺院内には優美な狩野派の襖絵や石庭などが設けられています。
通常、お寺というと一つの建物を思い浮かべますが、金剛峯寺の場合、高野山全体を指しています。高野山は「一山境内地」とされており、高野山の至る所がお寺の境内として指定され山全体が寺院という扱いになっています。
現在、総本山の金剛峰寺を中心に100を超える寺が存在し、そのうち52の寺では宿坊として高野山を訪れる参詣者へ宿を提供しています。
■ 基本情報
名称:高野山金剛峯寺
住所:住所和歌山県伊都郡高野町高野山132
最寄駅:高野山ケーブル 高野山駅(バス12分)
営業時間:8:30〜17:00(下記は8:00開始)
料金:一般 1,000円(子供300円)
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。