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南北2kmに広がる大岩壁
三段壁
和歌山県 白浜町
閲覧数:38回
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紀伊半島南西部。白浜温泉のすぐ南の海に直立する長さ2kmの岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られるのが三段壁です。
断崖の先端には展望台が設けられており、雄大な南紀の景色を望むことができます。
三段壁の名称には由来があるとされています。その昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所を「壇を見る」と書いて「見壇(みだん)」と呼んでいました。そこから転じて、「三つの段」と書いて「三段(みだん)」となり、三段壁と呼ばれるようになったと言われています。
南北2kmに及ぶこの大岩壁では、岩肌に黒潮が打ち寄せるダイナミックな光景を目にすることができます。
また、地下36mには、波によって削り取られてできた洞窟が形成されており、断崖上からエレベーターで降りて見学することができます。
洞窟内部には一周200mの探索歩道もあり、十六童子を従えて鎮座する弁天様と社も設けられています。平安時代には、熊野水軍の船をかくまった場所としても知られ、歴史のロマンが感じられる場所でもあります。
■ 基本情報
名称:三段壁
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町
最寄駅:JR白浜駅(バス21分)
営業時間:いつでも見物可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。