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人々の深い信仰に支えられた聖地
熊野本宮大社
和歌山県田辺市
閲覧数:29回
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全国にある熊野神社の総本山にあたるのが熊野三山です。中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが「熊野本宮大社」と言われています。
熊野参詣道の1つである「中辺路」を進むと、最初にたどり着くのが、この大社です。
熊野は古くから人々の深い信仰に支えられた聖地であり、「伊勢へ七度、熊野へ三度」という教えが伝えられるほど注目を集めていました。この本宮の地に神が奉られたのは、およそ2000年前とされ、崇神天皇の時代と伝えられています。
本殿へと続く158段の石段には、いくつもののぼりがはためき、生い茂る杉が長い歴史を感じさせます。そうして総門をくぐると、檜かわぶきの立派な社殿が姿を現します。
左手の社殿に「牟須美(むすみ)・速玉(はやたま)」の両神。中央は主神である「家津美御子神(けつみみこのかみ)」。そして右手には「天照大神」が祀られています。これらの社殿は、平成7年に国の重要文化財に指定されました。
近年、パワースポットとしても人気を集める熊野古道ですが、本宮大社も家庭円満、長寿の神として昔と変わらず人々を守り続けています。
■ 基本情報
名称:熊野本宮大社
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮1110
最寄駅:JR新宮駅(バス80分)
営業時間:8:00〜17:00
料金:境内無料(宝物殿:一般500円)
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。