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自然信仰の在り方を今に伝える滝
那智の滝
和歌山県那智勝浦町
閲覧数:44回
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熊野那智大社の別宮「飛瀧神社」のご神体として、古くから信仰を集めているのが那智の滝です。
「一の滝」や、滝の流れ落ちる様子から「三筋の滝」とも呼ばれ、熊野の自然信仰の在り方を今に伝えています。高さ133m。落差、水量ともに日本一を誇る、日本三大名滝の一つです。
毎秒1tを超える水が流れ落ちる姿は凄まじい迫力を感じさせます。毎年、大晦日には滝のライトアップも行われ、昼間には出会えない幻想的な姿を見せています。
古くからこの滝の飛沫に触れると長生きする…という言い伝えがあり、飛沫が霧となって広がる滝壺の展望所には多くの観光客が訪れています。
毎年7月と12月には、御神体としてこの滝を崇めながら注連縄を張り替える「御滝注連縄張替行事」も行われます。
滝の右側には、「那智原始林」と呼ばれる原生林の森が広がっており、国の天然記念物に指定されています。32haの比較的小さな森ですが、和歌山県唯一の原生林として大切に保護されています。
■ 基本情報
名称:那智の滝
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
最寄駅:JR紀伊勝浦駅(バス30分)
営業時間:6:30〜16:30
料金:無料(拝観所:一般300円)
定休日:なし
駐車場:敷地の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。