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那智の滝を御神体とする神社
熊野那智大社
和歌山県那智勝浦町
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熊野那智大社は、那智の滝を御神体とする自然崇拝からおこった神社です。
那智山青岸渡寺とともに熊野信仰の中心地として栄華を極め、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。
現在でも多くの参拝者が訪れ、熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山の一つとされています。
467段におよぶ石段の先には、鮮やかな朱塗りの社殿があり、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神として奉っています。
これらの社殿は317年に創建され、平重盛が造営奉行となって以降、現在のような華やかな装いに改められています。
戦国時代、織田信長の焼討にあいますが、豊臣秀吉による再興を経て、江戸時代には現在の姿を取り戻しました。
ご祭神の夫須美神ですが、万物の生成や育成を司る神とされ、農業や漁業の守り神として崇められています。
また「十三所権現」を祀っていることから、あらゆる願いを叶えてくれる諸願成就の御利益もある…とも伝えられています。
境内には日本サッカー協会のロゴにも用いられている「八咫烏(やたからす)」の石造や樹齢850年になる大楠などもあり、参拝客の目を引き付けています。
2004年、その歴史と参詣文化が認められ、ユネスコの世界文化遺産の一部として登録されています。
■ 基本情報
名称:熊野那智大社
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
最寄駅:JR紀伊勝浦駅(バス30分)
営業時間:7:00〜16:30(宝物殿は8:30開館)
料金:境内無料(宝物殿:一般300円)
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。