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日本最大規模のカルスト台地
秋吉台
山口県美祢市
閲覧数:28回
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日本最大規模のカルスト台地とされるのが、秋吉台です。
カルスト台地とは石灰岩などの岩石によって構成された大地のことで、秋吉台の石灰岩地帯は54キロ平方メートルにも及ぶとされています。
厚東川によって台地は東台と西台に分割されており、東側の台地は国定公園として国の特別天然記念物に指定されています。
広大な台地は季節によって景色を変え、夏にはゴツゴツとした岩と草原のコントラストを楽しむことができます。
秋吉台の歴史は今から3億年前の海底火山から始まります。この台地はもともと海底にあったとされ、一帯に形成された珊瑚礁がのちに石灰岩として堆積したと考えられています。
そのため地表には、石灰岩の柱や多くのドリーネが見られるだけでなく、地下には秋芳洞や大正洞といった400もの鍾乳洞があります。
7世紀にはこの場所で日本最古の銅山が発見され、奈良の大仏を鋳造する際もこの土地の銅が使われたと伝えられています。
■ 基本情報
名称:秋吉台
住所:山口県美祢市秋芳町秋吉台山
最寄駅:JR新山口駅(バス45分)
営業時間:いつでも散策可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:沿道の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。