秋吉台国定公園は、カルスト台地の秋吉台によって構成されている国定公園です。

カルスト台地とは石灰岩などの岩石によって構成された大地のことで、この台地が形成されたのは約3億年前に海底火山が生じ、その山頂に珊瑚礁が形成され、石灰岩層が堆積したのが始まりとされています。

秋吉台では毎年2月下旬に山焼きが行われるため、青々と美しい草原が広がり、まるで羊の群れているような白い岩が並ぶ光景が見ることができます。

地下には、特別天然記念物の「秋芳洞」を始めとする450を超える鍾乳洞があることでも知られており、昭和30年には国定公園として指定されました。

45.02キロ平方メートルにもなる広大なカルスト台地の公園。

園内のはタブノキやシロダモを始めとする60種類以上の植物や野鳥が観察でき、独自の生態系が見られることから、平成17年にはラムサール条約湿地にも登録されています。

■ 基本情報
名称：秋吉台国定公園
住所：山口県美祢市秋芳町秋吉台山
最寄駅：JR新山口駅（バス45分）
営業時間：いつでも散策可
料金：無料
定休日：なし
駐車場：沿道の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。