黒漆塗の外観から、「烏城（うじょう）」や「金烏城（きんうじょう）」の名前でも親しまれている城がこの岡山城です。

国から史跡にも指定され、現存する「月見櫓」や「西之丸西手櫓」は、国の重要文化財にも指定されています。

戦国時代、現在の岡山県一帯に勢力を伸ばしていた宇喜多氏によって本拠地となったことが岡山城の始まりになります。

小高い丘に建設された城には複数の川が流れ、周囲に山や丘があったことから要塞としての役割を果たしていました。

天守閣は4重6階の複合式望楼型であり、織田信長が住んだ安土桃山城や豊臣秀吉が住んだ大阪城の天守閣を模倣したとも伝えられています。

また茨城県の偕楽園、石川県の兼六園と並び日本三名園として知られる後楽園は岡山城を借景としています。ぜひ、大名庭園である後楽園からも岡山城の姿をご覧ください。

■ 基本情報
名称：岡山城
住所：岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
最寄駅：JR岡山駅（徒歩5分）
営業時間：9:00〜17:30
料金：大人320円（子供130円）
定休日：なし（年末年始）
駐車場：なし（周辺の駐車場を利用／有料）

※詳しい情報はホームページでご確認ください。