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仏教建築の風情を漂わせる神社

吉備津神社

岡山県岡山市
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吉備にある標高175メートルの中山の北に鎮座する神社が、吉備津神社です。

祭神である大吉備津彦命が281歳で亡くなり、山頂に祀られたという逸話が残される歴史のある神社になります。

室町幕府、三代目将軍である足利義満によって造営された本殿は、出雲大社の本殿や八坂神社の本殿に匹敵するほど規模です。

また独特の「吉備津造」で造られており、神社には珍しい連子窓が巡らされているなど、随所に仏教建築の影響が見られます。

神社の本殿に大仏様が応用された唯一の例でもあり、その特異性から昭和27年に国の重要文化財に指定されました。

この神社では釜を炊いた時、釜が鳴る音の強さや長さで吉凶を占う鳴釜神事(なるかましんじ)が執り行われており、全国でも珍しいイベントとして知られています。

雨月物語の「吉備津の釜」の話でも、この神社で婚姻の吉凶を占うシーンが登場します。


■ 基本情報
名称:吉備津神社
住所:岡山県岡山市北区吉備津931
最寄駅:JR吉備線 吉備津駅(徒歩10分)
営業時間:8:30〜16:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし(御竈殿は毎週金曜)
駐車場:敷地内の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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