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世界最長の鉄道道路併用橋
瀬戸大橋
香川県坂出市
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瀬戸内海で隔たれている岡山県倉敷市と香川県坂出市。その両市をつなぐ10の橋の総称が「瀬戸大橋」になります。
鉄道と自動車道が併用された橋として、世界で最長となる長さ13.1kmを誇ります。そのため建設にあたっては工事期間が長く、9年6ヶ月を経て昭和63年に完成しました。
橋は2階建ての構造になっており、上の段に瀬戸中央自動車道が走っています。また下の段に瀬戸大橋線の名前で親しまれているJR本四備讃線が走っています。
従来、この規模の吊り橋では気象条件などによって著しい変形が起こるため、鉄道が敷かれることがありませんでした。
しかし、瀬戸大橋では当時の技術者によって路線や橋の変形から保護するための技術が新たに開発され、鉄道道路併用橋として世界で初めて運用されることになりました。
工事の際も世界初の導入となる「海底無線発破」や「設置ケーソン工法」などの技術が実用化された例として世界からも注目を集めました。