湯郷温泉や奥津温泉と並び、美作三湯と呼ばれるのが「湯原温泉（ゆばらおんせん）」です。

下湯原温泉や足温泉、真賀温泉、郷緑温泉などの温泉と併せて「湯原温泉郷」を構成しており、観光客から地元住民まで幅広く親しまれています。

泉質は低張性アルカリ高温泉で、神経痛、リュウマチ、不眠症、疲労回復などに効能があるとされています。

源泉は52度と比較的高温で、これは近隣にある蒜山火山などのマグマが熱源となっているためと考えられています。

この温泉郷で有名なのが「砂湯」です。これは日本温泉協会が昭和52年に発表した露天風呂番付で「西の横綱」にランクインしました。

砂湯という名前は、巨大な共同露天風呂で川底から砂を噴きながら温泉が湧いている光景から名付けられました。

廃食油を燃料とした英国製のリムジンで、そんな温泉街を周遊することができる「エコ・ツアー」も人気を集めています。

■ 基本情報
名称：湯原温泉
住所：岡山県真庭市湯原温泉
最寄駅：JR中国勝山駅（バス40分）
営業時間：いつでも散策可
料金：散策無料
定休日：なし
駐車場：温泉街の駐車場を利用（有料）

■ 日帰り温泉施設について
名称：下湯原温泉 ひまわり館
所在地：岡山県真庭市下湯原
営業時間：10:00～21:00
料金：大人500円／子供250円
定休日：毎週火曜日、年末年始

※詳しい情報はホームページでご確認ください。