岡山県屈指の地底湖がある洞窟として知られるのが「満奇洞（まきどう）」です。

全長450メートルに及ぶ広大な鍾乳洞にある地底湖には、竜宮城を思わせるようなエキゾチックな橋がかけられています。

石の芸術である鍾乳石は煌々とライトアップされ、幻想的な光景が広がる場所としても知られています。

江戸時代、猟師によって偶然発見されたのが始まりで、岡山県に数ある鍾乳洞の中でも最初に発見された洞窟として知られています。昭和32年以降は岡山県の天然記念物としても保護されています。

この満奇洞という名前ですが、戦前の日本を代表する歌人「与謝野晶子夫妻」が、この地を訪れた際「奇に満ちた洞」と詠んだことから付けられたといわれています。

幻想的な光景が広がることから、横溝正史原作の推理小説「八つ墓村」を映画化した際は、ロケ地としても使用されました。

■ 基本情報
名称：満奇洞
住所：岡山県新見市豊永赤馬2276-2
最寄駅：JR井倉駅（バス30分）
営業時間：8:30〜17:00
料金：（下記の通り）
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用可

■ 詳細
大人　：1000円（高校生以上）
中学生：800円
小学生：500円

※詳しい情報はホームページでご確認ください。