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大名を監視する西国の鎮衛
福山城
広島県福山市
閲覧数:38回
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久松城(ひさまつじょう)、葦陽城(いようじょう)の名前でも知られる広島県屈指の城が、福山城です。
敷地内にある伏見櫓や筋鉄御門は、昭和8年に国の重要文化財に指定されました。
古代からこの地域は荘園(しょうえん)として栄え、政治が主に行われる公的な城として、神辺城(かんなべじょう)が作られたのが、福山城の前身とされています。
関ヶ原の戦い以降、毛利氏などを始めとした西の有力大名を監視する「西国の鎮衛」として注目され、 徳川家康の従兄弟である水野勝成 が城主を勤める予定でした。
しかし、神辺城は過去に何度も落城した歴史があることから、新たに福山城が築城することになりました。築城された1622年には既に一国一城令が撤廃されており、この時期に新しい城が築城されるのは異例だったといわれています。
尾道三部作でも知られる大林宣彦監督による映画「転校生」では、ロケ地としても使用されています。
■ 基本情報
名称:福山城
住所:広島県福山市丸之内1-8
最寄駅:JR福山駅(徒歩5分)
営業時間:9:00~17:00
料金:園内無料(有料施設あり)
定休日:毎週月曜日
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。