由志園は、島根県の雄大な自然や伝説を見立てて作った日本庭園になります。

中海に浮かぶ大根島は年間30万人もの観光客が訪れる島ですが、かつては観光客が少なく、島の観光資源として日本庭園を造ろうとしたのがこの庭園の始まりです。

長い構想期間を経て、昭和50年にようやく開園しました。発案者である由蔵の由の字を取り、「由志園」と名付けられたといわれています。

4万平方メートルの敷地内には池泉回遊式庭園だけでなく、一年を通して牡丹の花を楽しむことができる牡丹の館もあります。

滋養・強壮剤として、現在も愛飲されることの多い高麗人参ですが、中でも大根島産のものは「雲州人参」と呼ばれ、本場高麗人参に匹敵する高級品として海外からも高い評価を得ています。

敷地内にはそんな雲州人参を加工販売する「雲州人参の里」もあり、雲州人参が作られる工程を見学することができます。

■ 基本情報
名称：由志園
住所：島根県松江市八束町波入1260-2
最寄駅：JR松江駅（バス25分）
営業時間：10:00〜17:00
料金：（下記の通り）
定休日：なし
駐車場：敷地内の駐車場を利用可

■ 入園料
一般：1,000円
子供：500円（高校生以下）

※詳しい情報はホームページでご確認ください。