隠岐諸島の1つ、島後島を代表する観光スポットがこの壇鏡の滝（だんぎょうのたき）です。

落差約45メートルの雄滝（おんたき）と落差35メートルの雌滝（めんたき）の２本の滝によって構成されており、雄滝は裏側から滝を鑑賞できることから、「裏見の滝」としても知られています。

標高 576mの横尾山を源流としている那久川によって形成された滝で、秘境を思わせるような岩壁と緑に囲まれた神秘的な山間に存在するのが特徴です。

滝に近い水源の湧水は、壇鏡の滝湧水として、昭和60年に名水百選にも認定されました。

古くから島民に信仰の対象として親しまれており、長寿の水、勝者の水、火難防止の水として重宝されていました。

現在でも島の行事に携わる者はこの滝で身を清めると言われており、島の歴史と深いかかわりが持つ神聖な滝でもあります。

■ 基本情報
名称：壇鏡の滝
住所：島根県隠岐郡隠岐の島町那久
最寄駅：西郷港（車40分／レンタカー利用）
営業時間：いつでも散策可
料金：見学無料
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用

■ 参考情報
＜滝の落差＞
雄滝：50m
雌滝：40m

※詳しい情報はホームページでご確認ください。