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国譲り神話の舞台にもなった海岸
稲佐の浜
島根県出雲市
閲覧数:84回
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神々の歴史と深く結びつく海岸として知られるのが、稲佐の浜(いなさのはま)です。
地上を創造した神である大国主神が、国土をニニギノミコトに譲ったとされる国譲り神話の舞台ともなった海岸です。
出雲国風土記には、稲佐の浜から島根半島西部へ続く海岸線を「島根半島と三瓶山を繋ぐ綱」という風にたとえていることから、この神聖な海岸が深い信仰の対象であったことが伺えます。
出雲大社には、旧暦の10月に全国の神々が一堂に集まるといわれています。そのため、全国では旧暦の10月を「神無月」と言いますが、出雲地方では「神在月」と呼んでいます。
現在も毎年、全国から集まる神々を迎えるために、神迎祭という古くから続く出雲大社の神事が行われます。
そんな神秘的な神事のスタート地点となるのが、この稲佐の浜なのです。全国の神々をこの砂浜でお迎えし、出雲大社へと案内しているのです。
■ 基本情報
名称:稲佐の浜
住所:島根県出雲市大社町杵築北2844-73
最寄駅:JR出雲市駅(バス30分)
営業時間:いつでも散策可
料金:散策無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。