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至福の碑としての教会
津和野カトリック教会
島根県津和野町
閲覧数:139回
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昔ながらの街並みが残し、観光客を魅了している津和野殿町通り。
その通りに立つゴシック様式の荘厳な教会が津和野カトリック教会です。石見銀山のもと、大きく栄えていた津和野は実はキリスト教と深く結びついた都市でもありました。
江戸時代に入り、キリスト教を信仰することが禁止されると、長崎で発見されたキリスト教徒114人がこの地、津和野乙女峠を始め、福山や萩などに流罪になり、多くの人々が亡くなったと伝えられています。1867年のことです。
この地で亡くなった人々を「乙女峠殉教者」と呼び、彼らの遺骨を仮埋葬してあった場所から、ビリオン神父らが遺骨を拾い集め、明治24年に「至福の碑」という碑を敷地内に建設しました。これが現在の津和野カトリック教会の始まりです。
現在も信仰の遺跡として祈りを捧げたり、瞑想を行う場所「至福の園」として信者の間で親しまれています。
■ 基本情報
名称:津和野カトリック教会
住所:島根県鹿足郡津和野町大字後田ロ66-7
最寄駅:JR山口線 津和野駅(徒歩10分)
営業時間:8:00〜17:30
料金:無料
定休日:なし
駐車場:なし(周辺の駐車場を利用/有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。