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建築史上 稀に見る特異な御堂
三佛寺投入堂
鳥取県三朝町
閲覧数:26回
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鳥取県のほぼ中央にそびえ立つ標高900メートルの三徳山。その山中に境内を構えるのが、三仏寺(さんぶつじ)です。
706年、役行者によって修行の場として開山されたのが始まりとされ、その後、849年に円仁によって本尊の三体が安置されたと伝えられています。
三仏寺といえば、垂直に切り立った絶壁に建てられた奥院、投入堂(なげいれどう)が有名です。
日本建築史上、稀に見る特異な建築物であることから、昭和9年には国の名勝・史跡に指定され、昭和27年には国宝にも認定されています。
投入堂は絶壁に建っているため、お堂の中に直接入ることはできません。そんな建物がどのように建てられたのか、多くの謎が残りますが、一説には開山した役行者の法力によって建物ごと投げ入れられた…という説も伝えられています。
麓から鐘楼まで続く山道は、修行の地であった当時から改良されておらず、鎖や木の根に掴まりながら登る過酷な道としても有名です。
■ 基本情報
名称:三佛寺投入堂
住所:鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
最寄駅:JR山陰本線 倉吉駅(バス40分)
営業時間:8:00〜17:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし(積雪時は入山制限)
駐車場:寺院の駐車場を利用可
■ 拝観料
本堂までの入山 :400円(宝物館拝観料含む)
投入堂までの入山:追加800円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。