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古くから歴史の舞台となった島
屋島
香川県高松市
閲覧数:150回
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香川県高松市の東北。四国から陸繋になっている島で高松市のシンボルにもなっているのが、屋島です。
遠方から眺め、島の平らな形状が屋根に見えることから、この名前が付けられたといわれています。そんな屋島ですが、古くから歴史的な舞台となる島でもあります。
平安時代の667年、朝鮮半島で起こった白村江の戦いの後、諸外国からの防衛を目的に、天智天皇によって屋嶋城が作られ、山の全域が城とされていた時代がありました。
鎌倉時代には源氏との戦いに敗れた平氏が「安徳天皇」とともに根拠地とした島でもあり、源氏側の弓の名手、那須与一によって平氏方の扇が撃ち落された逸話の舞台にもなりました。
山中にある屋島寺は、平安時代に日本に訪れた中国の僧、鑑真によって創建されたものとして、伝えられ、四国に88ヶ所ある空海ゆかりの霊場、四国八十八箇所の84番札所でもあります。
長い歴史の中で、さまざまな舞台となったこの島は霊場としてお遍路さんを迎えるだけでなく、歴史に関心を持つ多くの観光客に注目されています。
■ 基本情報
名称:屋島
住所:香川県高松市屋島東町
最寄駅:ことでん琴電 屋島駅(バス10分)
営業時間:散策自由
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。