土器川の上流に広がる、風光明媚な景勝地が「美霞洞渓谷」です。古くは「三角」「御角」「御帝」の名前でも親しまれていましたが、明治後期に現在の美霞洞の名前で統一されるようになりました。

その昔、この地域一帯が大干ばつに苦しんでいた際、弘法大師による雨乞いの祈願が行なわれたという伝説が残る、霊験あらたかな場所です。

この渓谷の美しさが、全国的に知られるようになったのは江戸時代のことです。江戸時代の発明家、平賀源内によって渓谷が紹介され、現在では「讃岐十景」の一つにも選ばれています。

様々な奇岩や滝などが見られますが、その中でも仙通橋、不及亭、宮岳、夫婦岩、雌雄淵、釜瀑布、見返り岩、桜園の８つのポイントを「美霞洞八景」と呼び、その四季折々に変化する美しい景色を求めて、多くの観光客が訪れます。

■ 基本情報
名称：美霞洞渓谷
住所：香川県仲多度郡まんのう町川東
最寄駅：JR琴平駅（車45分）
営業時間：いつでも散策可
料金：無料
定休日：なし
駐車場：なし（周辺の駐車場を利用）

※詳しい情報はホームページでご確認ください。