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徳島藩主も愛飲した眉山の名水
錦竜水
徳島県 徳島市
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徳島県のシンボルともいわれる眉山。その山麓でこんこんと湧き出る湧水地が錦竜水(きんりょうすい)です。
日本の天然水では珍しく、ミネラルやカルシウムイオン、マグネシウムイオンといった成分を豊富に含んだ水で、こうした性質とは裏腹にまろやかな口当たりが特徴です。
この錦竜水の水の豊かさは江戸時代から知られており、徳島藩主もこの水を愛飲し、水番所を置いて保護していたとも伝えられています。
また徳島城の城下ではこの水を購入して飲み水にしていたともいわれ、その価値が古くから認められていました。
昭和50年代、一度は水脈が途絶えるものの、その後、名水阿波錦竜水保存会によって復旧工事が行われ、再び名水が湧き出るようになりました。現在は瓦葺きの水飲み場が整備され、名水を求めて多くの人が訪れています。
また近隣では、この美味しい水で餅米を練って作られた銘菓「滝の焼餅(たきのやきもち)」が販売されており、地元の名産品として親しまれています。
■ 基本情報
名称:錦竜水
住所:徳島県徳島市寺町
最寄駅:JR高徳線 徳島駅(徒歩12分)
営業時間:いつでも利用可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:なし(近隣の駐車場を利用/有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。