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10万石の貫録を見せつける壮大な城
宇和島城
愛媛県宇和島市
閲覧数:23回
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愛媛県の南西に位置する宇和島市。その街の中心で日本屈指のリアス式海岸を望むように建てられた城が、宇和島城です。
もともとこの場所は平安時代、藤原純友の乱に対抗して作られた砦の跡地でした。その後、江戸時代に入り、伊予今治藩の藩主となった藤堂高虎によって宇和島城が築城されます。
藤堂高虎は土木と築城技術に長けた人物として知られており、宇和島城以外にも愛媛県の今治城や三重県の津城などの築城も手がけています。
高虎独特の工法として、石垣を高く積み上げる築城スタイルをとっており、この宇和島城も非常に高い石垣によって囲まれた城を見ることができます。
あまりにも石垣が高いため、遠方から撮影された天守は返って小さく見えてしまうほどです。しかし、間近に見るその城は10万石の貫録を見せつけるダイナミックな姿をたたえています。
築城当時の姿を現在までとどめる貴重な遺産として、昭和25年には天守が国の重要文化財に指定されています。高さ16メートルの天守からは瀬戸内海の美しい景色を見渡すこともできるので、時間があればぜひ上ってみるといいでしょう。
■ 基本情報
名称:宇和島城
住所:愛媛県宇和島市丸之内1
最寄駅:JR宇和島駅(徒歩20分)
営業時間:6:00〜18:30(天守は9:00開場)
料金:大人200円/子供無料
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。