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愛媛八ヶ寺 打ち始めの霊場
医王山 浄瑠璃寺
愛媛県松山市
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弘法大師ゆかりの霊場である四国八十八ヶ所。松山市内には、そのうち8つの寺院が点在し、これらを八ヶ寺と呼んでいます。
その八ヶ寺の打ち始めの霊場とされるのが、この浄瑠璃寺(じょうるりじ)です。
西暦708年、奈良の大仏建立に尽力した人物「行基」によって堂宇が建立されたのが、寺院の始まりです。
807年には唐から戻った弘法大師が、荒廃した伽藍を再興したと伝えられており、のちに四国八十八箇所の第46番札所となります。
境内にたたずむ樹齢1000年を超えるとされる「イブキビャクシン」は高さ20メートルもあり、松山市によって天然記念物に指定されています。
豊作、延命にご利益がある木として、弘法大師が加持したものとも伝えられることから、この寺は「仏手・仏足石の寺」の名前でも親しまれています。
明治期になると俳人である正岡子規もこの地を訪れ、「永き日や 衛門三郎 浄るり寺」と詠んだといわれており、境内にはその句碑がいまも残されています。
■ 基本情報
名称:医王山 浄瑠璃寺
住所:愛媛県松山市浄瑠璃町282
最寄駅:伊予鉄道 松山市駅(バス50分)
営業時間:散策自由
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。