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近代文学に大きく貢献した文学者
子規堂
愛媛県松山市
閲覧数:25回
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松山市出身の俳人、正岡子規について紹介する観光施設が、この子規堂(しきどう)です。
正岡子規は明治時代、日本に伝えられた「野球」の名付け親としても知られており、「今やかの 三つのベースに 人満ちて そぞろの胸の 打ち騒ぐかな」と野球観戦の興奮を俳句を書き残しています。
のちに、34歳という若さで亡くなった子規ですが、俳句、短歌、小説、評論など多方面にわたって創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした文学者でもあります。
そんな子規の功績を記念して、大正15年、文学仲間だった正宗寺の住職によって、彼が青年時代を過ごした家屋が復元されます。これが現在の子規堂の始まりです。
三畳ほどの狭い勉強部屋は、子規が中学に入ってから増築された天井もない粗末な物でしたが、この机で当時から創作活動を行っていたともいわれています。
館内には子規の原稿だけでなく、彼と親交が深かった夏目漱石や内藤鳴雪に関する原稿など、貴重な資料も多く展示されています。
また子規堂の周囲には夏目漱石の胸像や坊っちゃん列車の客車、俳句ポストなども展示してあり、正岡子規を取り巻く様々な人間模様がかいま見えるのも面白みの1つといえます。
■ 基本情報
名称:子規堂
住所:愛媛県松山市末広町16-3
最寄駅:伊予鉄道 松山市駅(徒歩5分)
営業時間:9:00〜17:00
料金:入場料 50円
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。