はりまや橋の画像
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豪商が私設で架けた橋

はりまや橋

高知県高知市
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高知市の中心部にある、長さ約20メートルの道路橋が「はりまや橋」です。

この橋が架けられたのは江戸時代のことで、この地域の豪商であった播磨屋と櫃屋(ひつや)が互いに行き来するため、私設で架けた橋といわれています。そのため、播磨屋によって架けられた橋という意味で「はりまや橋」と名前が付けられました。

よさこい節で「土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た よさこい よさこい」と詠われたように、この橋の近くで竹林寺の僧が、恋人のお馬のために髪飾りを買ったことから関係が公になり、駆け落ちをしたという悲恋の物語も伝えられています。

この地を流れる堀川を渡す橋として長らく町人に親しまれてきましたが、戦後、川の水質汚濁が深刻になったことから、1960年代には川が全て埋め立てられ、この橋もその役目を終えます。

現在は車道の隣に、歩道専用の太鼓橋として播磨屋橋が架けられており、道行く観光客の注目を集めています。


■ 基本情報
名称:はりまや橋
住所:高知県高知市はりまや町1-1
最寄駅:とさでん はりまや橋電停
営業時間:いつでも見物可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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