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森林資源の集積地として栄えた山里
吉良川の町並み
高知県室戸市
閲覧数:63回
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古くから備長炭の里として知られる吉良川町。その風情ある古い街並みをいまに残しているのが、吉良川の町並みです。
平成9年、国の伝統的建造物群保存地区に選定された地域はもともと京都や大阪に出荷する木材や薪など、森林資源の集積地として栄えていました。
そんな木材の産地という特性を活かし、明治から大正期にかけては製炭技術が発達し、日本を代表する備長炭の産地ともなりました。
古い街並みには明治、大正時代に建設された建物が多く立ち並び、中には珍しいレンガ造りの蔵などを見ることができます。
この地は台風銀座とも呼ばれるほど、台風がよく通過する場所として知られており、その暴風雨から家屋を守るために、家の周囲には「いしぐろ」という石垣が作られていました。
この地域一帯では、そんないしぐろに囲まれた独特の家屋を見ることができます。
■ 基本情報
名称:吉良川の町並み
住所:高知県室戸市吉良川町甲2200-1
最寄駅:土佐くろしお鉄道 奈半利駅(バス40分)
営業時間:散策自由(まちなみ館:16:00終了)
料金:無料
定休日:なし(まちなみ館:火曜定休日)
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。