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鎖国政策の一環として作られた人工島
出島
長崎県長崎市
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江戸時代初頭に、鎖国政策の一環として作られた人工の島が、出島です。
出島は1641年から218年の間、オランダとの貿易の場所として使用されました。当時は使用料金として年間55貫、現在の日本円にすると約1億円をオランダ側が支払っていたと伝えられています。
約2年の歳月をかけて作られた扇型の人工島は、広さ約1.5ヘクタールとされています。しかし、江戸時代末期に日本が開国すると、明治16年から8年かけて、この人工島は埋め立てられてしまいます。異国の風情を漂わせていたその姿は残されていません。
現在の出島は当時の島という形ではないものの、日本の近代化の原点を探ることができる長崎県屈指の観光名所でもあります。近年、長崎市による復元作業が行われ、当時の風情ある姿を取り戻しています。
敷地内では、オランダ商館や白壁の蔵などの建物が美しく立ち並ぶ姿や貿易品などが見られます。
■ 基本情報
名称:出島
住所:長崎県長崎市出島町6-1
最寄駅:JR長崎駅(路面電車 5分)
営業時間:8:00〜21:00(時期によって変動)
料金:入場料 大人520円(子供200円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。