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現存する日本最古のキリスト教建築物

大浦天主堂

長崎県長崎市
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現存する日本最古のキリスト教建築物として知られるのが、大浦天主堂です。

江戸時代、この地で殉教した26人の日本人殉教者に捧げる教会として1865年に建立されました。そのため正式名称として、「日本二十六聖殉教者堂」という名前を持っています。

フランス人神父、フューレによって建築準備が着手されたことから、建設当時は「フランス寺」と呼ばれていました。

この教会が建造されたことで、当時の隠れキリシタンが教会に訪れるようになりました。

信仰が絶えたと思われていた日本に隠れキリシタン達が存在していたことを知り、当時の教皇は感激し、これを「東洋の奇蹟」と呼んだという話が伝えられています。

教会の祭壇奥にあるステンドグラスは、建設当初から残る大変貴重な物とされています。

十字架にかかるキリスト像を描いたもので、1865年にフランスの修道院から寄贈されました。日本で最も古いステンドグラスとされましたが、正面の1枚は原爆の爆風によって大破し、現在は復元されたものとなっています。


■ 基本情報
名称:大浦天主堂(日本二十六聖殉教者堂)
住所:長崎県長崎市南山手町5-3
最寄駅:JR長崎駅(路面電車 7分)
営業時間:8:30〜18:00
拝観料:大人 1,000円
    中高生 400円
    小学生 300円
定休日:なし
駐車場:なし(近隣の駐車場を利用/有料)

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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