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黄檗宗の開祖ゆかりの寺院
興福寺(長崎県)
長崎県長崎市
閲覧数:32回
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崇福寺や福済寺と並ぶ長崎三福寺と1つが、興福寺です。港を見下ろせる風頭山の麓に広がる門前町の中でも、ひときわ広い境内に持つ寺として知られています。
興福寺は日本最古の黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院になります。黄檗宗とは臨済宗などと並ぶ禅宗の一つで、興福寺はこの黄檗宗の開祖ゆかりの寺院でもあります。
その歴史は江戸時代初頭、1624年に中国の僧「真円」により、航海安全を祈願して創建したのが始まりと伝えられています。中国出身の信徒が多かったことから「南京寺」の名前でも親しまれてきました。
中国南方の風情が漂う境内を散策すれば、かつて日本の中の中国として多くの信徒に愛されていたことがよく分かります。
そんな興福寺を象徴する存在が本堂の大雄宝殿です。中国の資材を使い、中国の技師たちによって建造された中国南方建築の代表作でもあります。その美しさから戦前より国宝に指定され、保護されています。
■ 基本情報
名称:興福寺(長崎県)
住所:長崎県長崎市寺町4-32
最寄駅:JR長崎駅(路面電車 5分)
営業時間:7:00〜17:00
料金:拝観料 300円(子供200円)
定休日:なし
駐車場:敷地内駐車場を利用可(3台分)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。