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復活を遂げたかんざらしの名店

銀水(長崎県島原市)

長崎県島原市
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湧水に恵まれた島原では、水で冷やした小さな白玉子に特製の蜜をかけた「かんざらし」と呼ばれるスイーツが広く知られています。

大正4年、遊水地の1つである浜の川湧水で、入江ギンさんが元祖かんざらしのお店を開きました。これが浜の川湧水の名店「銀水」の始まりです。

昭和30年に、2代目の田中ハツヨシさんがお店を引き継ぎ、平成9年までたくさんの人々が「銀水」のかんざらしを食べにこの地を訪れました。

ハツヨシさんの親しみやすい人柄と人情味あふれる接客は地元の人に愛され、全国の著名人をも惹きつけた言われています。

しかし、ハツヨシさんの死後、担い手を失った銀水はまもなく閉店します。以来、イベント時に臨時開業される他、この店は空き家のまま保存されてきました。

それから約20年。市と地元住民の努力によって、2016年にかんざらしの名店「銀水」は復活しました。門外不出の秘伝とされた銀水かんざらしの味は、当時のファンへの聞き込みや試行錯誤によって再現されています。

現在は観光客と地域住民の交流の場として、また湧水による「島原らしさ」を感じてもらえる観光スポットとして、多くの人々に親しまれています。


■ 基本情報
名称:銀水(長崎県島原市)
住所:長崎県島原市白土桃山二丁目1093
最寄駅・IC:なし(車・バスで一般道利用)
営業時間:10:00〜17:00
料金:(メニューにより異なる)
定休日:毎週火曜日
駐車場:周辺の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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