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長い歴史と花の彩られた寺院
大興善寺
佐賀県基山町
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契山(ちぎりやま)の麓にたたずむ、歴史ある山寺が大興善寺です。
奈良時代、717年に行基によって草庵を創建されたのが大興善寺の前身とされています。この時、行基によって現在の本尊である十一面観世音菩薩が刻まれ安置されました。
その後、平安時代に入り、本堂は火災にあってしまいますが、この本尊だけは焼けずに残っていたといわれています。この事件により本尊は火災よけの御利益がある仏像として信仰を集めるようになりました。
本尊をたたえる人々の意向もあり、835年には円仁によって再興され、大興善寺と命名されることになります。
大正時代に入ってからは境内にツツジが植えられ始め、現在は5万本のツツジが美しく咲き乱れます。境内にツツジ園があることから、今では「ツツジ寺」の愛称でも親しまれるようになりました。
山寺という場所柄を活かし、山肌を覆うように植えられたツツジは見る人を圧倒します。一目一万本といわれる広場に立てば、色とりどりの華やかなツツジの美しさに魅了されるでしょう。
■ 基本情報
名称:大興善寺
住所:佐賀県三養基郡基山町園部3628
最寄駅:JR基山駅(車15分)
営業時間:9:30〜17:00
料金:境内無料(契園は有料)
定休日:なし
駐車場:敷地の駐車場を利用可
■ 契園の入園料
大人:600円
子供:300円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。