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巨大な堀と緑に守られた城
佐賀城跡
佐賀県佐賀市
閲覧数:23回
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佐賀市の中心部に位置する城が、佐賀城です。江戸時代初頭、佐賀藩の藩主に認められた鍋島直茂が、9年の歳月をかけて村中城を改修・拡張したものになります。
上空から見ると城の3方を囲むように逆コの字の濠が見られます。これは幅50メートルもある巨大な濠で佐賀城の最大の特徴になります。濠は通常石垣で作られますが、佐賀城の濠は土塁によって築かれています。
この土塁に楠木を植え、あえて周囲からの見通しを悪くしていました。その様子が樹木の中に城が沈んで見えることから、佐賀城は「沈み城」と呼ばれることもあったと伝えられています。
敷地内にある鯱の門と続櫓は国の重要文化財に指定されています。明治時代初頭に起った佐賀の乱により城の大半の建造物は消失してしまいましたが、その際、残された鯱の門などには現在も反乱の攻防の跡が生々しく残されています。
■ 基本情報
名称:佐賀城跡
住所:佐賀県佐賀市城内
最寄駅:JR佐賀駅(バス15分)
営業時間:見学自由
料金:無料
定休日:なし
駐車場:なし(周辺の駐車場を利用/有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。