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筑前の小京都に佇む史跡
秋月城跡
福岡県 朝倉市
閲覧数:32回
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福岡県のほぼ中央に位置する秋月地域は、古くから「筑前の小京都」と呼ばれています。そんな秋月を代表する風情ある史跡が「秋月城址」です。
1203年、秋月氏によって古処山城(こしょさんじょう)が築城されたのが、秋月城の前身となります。当時は一筋に掘られた濠と石垣が特徴的な城であったという話が伝えられています。その後、400年近く秋月氏によってこの地は支配され、一族も大いに栄えました。
しかし、1587年に豊臣秀吉による九州征伐が始まるとに秋月氏は陥落し、廃城となってしまいます。それから30年ほど経ち、1624年に黒田家が秋月5万石の領主となると、城も大幅な改修が施され、秋月城が築城されました。この時、荘厳な陣屋も作られたため、秋月城は「秋月陣屋」の名前でも知られています。
現在は、苔むした黒門や特徴的な石垣が残るのみとなってしまいましたが、昭和55年には福岡県の史跡にも指定されています。また福岡県屈指の桜の名所としても知られており、開花シーズンになると多くの花見客で敷地内は賑わいます。
■ 基本情報
名称:秋月城跡
住所:福岡県朝倉市秋月野鳥
最寄駅:西鉄 甘木駅(バス20分)
営業時間:いつでも散策可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。