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博多祇園山笠の発祥の地
承天寺
福岡県福岡市
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福岡を代表する臨済宗の寺院、それが承天寺です。鎌倉時代、1241年に現在の中国にあたる宋出身の貿易商によって創建されたのが始まりです。
中心となった貿易商の謝国明だけでなく、多くの宋商人が援助して創建したことでも知られています。
昭和38年にこの地域の区画整理が実施されると、境内に公道が通る珍しい寺院となり、道路を境に様々な建物が整備されました。
また中国の商人との深い付き合いから、大陸のさまざまな文化を受け、その中でうどん、そば、饅頭などの粉食文化や博多織の技術を育みます。その後、この地はうどんやそばの国内発祥の地として知られるようになるのです。
承天寺はまた、博多を代表する祭りである博多祇園山笠の発祥の地としても知られています。
鎌倉時代、博多で疫病が流行り、非常に多くの人が犠牲になりました。その際、承天寺の僧が町人たちの担ぐ施餓鬼棚に乗り、甘露水を振りまいて街を清めると疫病が治まったという逸話が伝えられています。
この施餓鬼棚が変形し、現在の山笠になったといわれています。
■ 基本情報
名称:承天寺
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前1-29-9
最寄駅:福岡市営地下鉄 祇園駅(徒歩すぐ)
営業時間:8:00〜16:00
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。