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神仏が混合した独特の信仰形態
高塚愛宕地蔵尊
大分県日田市
閲覧数:25回
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高塚愛宕地蔵尊は地蔵菩薩を本尊としているのにも関わらず、境内に天照大御神の摂社があり、鳥居も建てられているなど神仏が混合された信仰形態を持っています。
奈良時代、行基がこの地で地蔵菩薩の御利益を祈願したのが高塚愛宕地蔵尊の始まりとなります。
木造の地蔵菩薩を行基が彫り、人々に祈願するように説いた…という逸話が伝えられています。その後、平安時代に入り、952年に地蔵菩薩を奉納するためにお堂が建てられました。
本来は、乳の出をよくする地蔵として信仰を集めた愛宕地蔵尊ですが、次第に病気平癒や学業成就などのご利益もあると評判になり、現在ではさまざまな祈願を目的に多くの参拝客が訪れます。
境内には、本尊となる地蔵菩薩のほか、無数の地蔵が立ち並ぶ光景を見ることができます。中には柔道金メダリストである谷亮子さんが奉納したといわれる地蔵も祀ってあります。
■ 基本情報
名称:高塚愛宕地蔵尊
住所:大分県日田市天瀬町馬原3740
最寄駅:JR日田駅(車30分)
営業時間:参拝自由(社務は17:00終了)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:敷地の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。