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霊巌洞と五輪書
霊巌洞
熊本県熊本市
閲覧数:45回
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厳かな雲巌禅寺の裏山。標高665mの金峰山(きんぽうざん)の山麓にある洞窟が霊巌洞です。
霊巌洞の歴史は大変に古く、築かれたのは南北朝時代に建造された雲巌禅寺よりはるか以前といわれています。
その昔、異国から観音像を運んでいた際、船は遭難するものの、観音像だけ板にのって流れ着いたことから、この洞窟に安置されたという話が伝えられています。現在も境内には岩戸観音として知られる観音像が安置されています。
霊巌洞が全国的に知られているのは、その長い歴史だけではありません。剣聖として知られるあの宮本武蔵とも深い関わりを持っています。
宮本武蔵はその晩年をここ熊本で過ごしたといわれています。その際、武蔵がこの洞窟に籠り「五輪書」と呼ばれる極意書を書き上げたことでも有名です。そのため現在も雲巌禅寺の宝物館では、巌流島で使用した木刀や武蔵の自画像など貴重な逸品を見ることができます。
■ 基本情報
名称:霊巌洞
住所:熊本県熊本市西区松尾町平山589
最寄駅:JR熊本駅(熊本市電 10分)
営業時間:8:00〜17:00
料金:一般 300円(学生200円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。