標高1,592m。阿蘇山の北側に位置する神社が阿蘇神社です。全国に約450社ある阿蘇神社の総本社でもあります。

平成28年の熊本地震によって境内にあるほぼすべての建物が損壊し、現在は政府と熊本県が協力して修復工事を進めています。

阿蘇神社の歴史は非常に古く、その始まりは紀元前282年になります。この地の初代地方官僚に命じられた阿蘇氏が両親を祀るために創建したのが始まりとされています。

境内に築かれていた高さ18メートルのダイナミックな楼門は江戸時代後期に建造されたもので、神社では珍しい仏閣の様式で建てられたものでした。

平成19年に国の重要文化財にも指定され、茨城県の鹿島神宮や福岡県の筥崎宮と並び、日本三大楼門と呼ばれることもあります。

また現在、修復中の姿ではありますが、近年では熊本を代表するパワースポットとしても知られています。境内にある願掛け石は参拝者が３回撫でて願い事を唱えると願いが叶うといわれています。

縁結びの松も注目のパワースポットです。男性は左から二回、女性は右から二回まわると、よいご縁に巡り合えるという話が伝えられています。

■ 参考情報
掲載の写真は熊本地震被災前のものです。
阿蘇神社は熊本地震により、現在再建中です。

■ 基本情報
名称：阿蘇神社
住所：熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083
最寄駅：JR宮地駅（バス5分）
営業時間：散策自由（札所は17:00終了）
料金：参拝無料
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。