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海上交通の中継地として栄えた町
美々津の町並み
宮崎県日向市
閲覧数:60回
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宮崎平野の北側に位置し、江戸から明治・大正時代にかけての美しい風景が残された町が美々津です。
美々津は海や河口に隣接していたことから、古くより海上交通の中継地として栄えた町になります。
室町時代には対中国との貿易港としても発展し、江戸時代には京阪神と宮崎を繋ぐ海路の拠点となる港町として親しまれていました。
そのため町を散策すると、白壁や京格子、京風の土間など、大阪や京都の町家造りを取り入れた家屋が多く存在することに気づきます。
現在もそんな情緒あふれる街並みは「美々津の町並み」として保存されています。特に、江戸時代から明治時代にかけて作られた建物が数多く立ち並び、石畳と合わせて美々津の歴史的景観を代表する重要な要素にもなっています。
町としての歴史も古く、神武天皇が筑紫地方に出兵する際、この美々津から出航したとも伝えられています。他にも古事記や日本書紀など日本を代表する歴史書に、たびたび名前が登場する歴史ある街といえます。
■ 基本情報
名称:美々津の町並み
住所:宮崎県日向市美々津町3331
最寄駅:JR美々津駅(徒歩40分)
営業時間:いつでも散策可
料金:散策無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。