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鹿児島湾を池に見立てた壮大な庭園

仙巌園(磯庭園)

鹿児島県鹿児島市
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仙巌園は薩摩藩主だった島津家の別邸跡地を史跡として整備したものになります。

1658年、薩摩藩第19代藩主であった島津光久が庭園を造園したのが仙巌園の始まりです。

造園後も歴代の藩主がその美しい庭園を改築し、現在は桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた雄大な構図の庭園として多くの来園者を魅了しています。

貿易が盛んで、南の玄関口といわれた薩摩の風土にふさわしく、中国文化の影響を色濃く残しているのも仙巌園の特徴です。温帯と亜熱帯の境に位置することから、園内のところどころに珍しい植物が植えられています。

また庭園としての美しさだけでなく、幕末には28代藩主、島津斉彬によってヨーロッパ式の製鉄所やガラス工場も建造されています。全国に先駆けた近代化事業の舞台となった庭園でもあるのです。

その後、斉彬は1857年に園内の石燈籠をはじめてガスによって点灯させたことから、この石燈籠は日本初のガス灯ともいわれています。

仙巌園として整備された現在も島津家に伝わる伝統的な作法にならって季節の行事がとりおこなわれています。武家の伝統を支える様々な行事を体感できることから、多くの来園者で賑わいを見せます。


■ 基本情報
名称:仙巌園(磯庭園)
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
最寄駅:JR鹿児島中央駅(バスで30分)
営業時間:9:00〜17:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可

■ 入園料
大人:900円(高校生以上)
子供:450円
幼児:無料

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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