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イギリス人技術者の旧宿舎
異人館(旧鹿児島紡績所技師館)
鹿児島県鹿児島市
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薩摩藩、第12代藩主 島津忠義によって、1867年に日本で最初となる洋式紡績所が建造されました。
その際、イギリスから招いた技術者の宿舎として作られたのが、旧鹿児島紡績所技師館です。幕末に作られた西洋式の建築物であることから「異人館」の名前でも親しまれています。
江戸後期から明治初期にかけての洋風建築として建築学的にも重要な建物であることから、国の重要文化財にも認定されています。
また、日本近代化における原点ともいえる場所であることから、建物とその敷地は国の史跡でもあります。
幕末の動乱に伴い、イギリス人技師は一年ほどで帰国してしまいますが、宿舎としての役割を終えた異人館は木造ながらも見事な外観であったため、明治15年に鶴丸城の本丸跡に移築されます。
その後、鹿児島中学校の教官室やアメリカ進駐軍の宿舎としても利用されました。
■ 基本情報
名称:異人館(旧鹿児島紡績所技師館)
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9685-15
最寄駅:JR鹿児島中央駅(バス30分)
営業時間:8:30〜17:30
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
■ 入館料
大人:200円
子供:100円(中学生以下)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。