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地殻変動で生まれたサンゴの鍾乳洞
昇竜洞
鹿児島県知名町
閲覧数:130回
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奄美大島諸島の1つ、沖永良部島は「サンゴの島」として知られています。
地殻変動によりサンゴが隆起してできた島は、海岸線だけでなく鍾乳洞として島の内部でもサンゴを見ることができます。
中でも幻想的な光景を見ることができるのが「昇竜洞」で、鹿児島県の天然記念物に指定されています。昇竜洞は昭和38年に発見された洞窟で、現在発見された3500mのうち、600mが一般公開されています。
洞内に入ると、まず目に飛び込んでくるフローストーンは日本最大級の規模を誇ります。
フローストーンとは、クリームを流したような滑らかな形状の鍾乳石のことをいいます。これはサンゴによって作られた石灰石が地下水によって溶け出し、長い年月をかけて塗り重なったものになります。
ユニークな形の鐘乳石には「クリスマスツリー」「ダイヤの御殿」など、形状に由来した様々な名前が付けられています。中には、叩くと音叉のような澄んだ音を鳴らす「音楽堂」といわれる珍しい鍾乳石もあり、静かに響き渡る音が、観光客の注目を集めます。
■ 基本情報
名称:昇竜洞
住所:鹿児島県大島郡知名町住吉
アクセス:沖永良部空港(バス45分)
営業時間:9:00〜17:00
料金:入洞料 1,100円(子供550円)
定休日:なし(悪天時は休み)
駐車場:施設の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。