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琉球文化と大和文化の交流地点
トカラ列島
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奄美大島と屋久島の間に存在する小さな島々のことをトカラ列島と呼びます。トカラという名前は「沖の海原」を示す言葉である「トハラ」がなまってできたという逸話が有力な説として伝えられています。
琉球文化と大和文化の交流地点ともいわれており、現在も独自の祭事や文化などが受け継がれています。トカラ列島は歴史書である「続日本書紀」で699年に登場し、この頃から日本本土との交流が始まったといわれています。
トカラ列島の南部にある悪石島と宝島の間には「渡瀬線(わたせせん)」という生態系の分布を分ける境界線があると考えられています。この線を境に、本土と沖縄との動植物の違いが生じているのです。
点在する列島には、人が住む島が7つあることから、畳表の原材料である「シチトウ」の由来となる地域でもあります。現在、大分県で多く栽培されているシチトウですが、もともとこの苗はトカラ列島から持ち込まれたといわれています。
■ 基本情報
名称:トカラ列島
住所:鹿児島県鹿児島郡十島村
アクセス:十島村 中之島港(車15分)
営業時間:いつでも散策可
料金:散策無料
定休日:なし
駐車場:沿道の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。