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高度な土木技術を用いた遺跡
中城城跡
沖縄県中城村
閲覧数:32回
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琉球王朝時代に築かれた城の中でも、最も遺跡が残されていることで知られているのが、中城城跡です。
かつては、貿易港として栄える屋宜港を見下ろす丘の上にそびえ立つ城でした。そのため、現在も石垣の上に立つと、東シナ海だけでなく太平洋へ続く中城湾を望むことができます。
中城城が築城された明確な時期は不明ですが、14世紀後半に、先中城按司(さちなかぐずくあじ)によって築かれたのが始まりと考えられています。その後、増築が繰り返され、現在のような石垣ができあがったと伝えられています。
特に増築された部分には「相方積み」という高度な技術が、用いられていることで知られています。幕末の1853年、日本に訪れたアメリカのペリーも中城城の造りを見て、建築技術の高さに驚いたといわれています。
■ 基本情報
名称:中城城跡
住所:沖縄県中頭郡北中城村字大城503
アクセス:那覇バスターミナル(50分+徒歩)
営業時間:8:30〜16:30(季節で変動)
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:施設の駐車場を利用可
■ 観覧料
大人:400円
中高校生:300円
小学生:200円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。