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沖縄戦の悲惨さを象徴する慰霊地

ひめゆりの塔

沖縄県糸満市
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ひめゆりの塔は太平洋戦争末期、沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒の鎮魂のために終戦の翌年1946年に建立されました。

その名前は戦時中「ひめゆり学徒隊」という女子学生が看護要因として従軍していたことにちなみます。

「ひめゆり」という言葉自体は植物のヒメユリとは関係なく、2つの高校で発行されていた雑誌「乙姫」と「白百合」の名称を合せて作った言葉です。

日本で唯一、住民を巻き込む地上戦があった沖縄には各地に慰霊碑があり、ひめゆりの塔はその中でも決して特別なものではありません。しかし、昭和24年に小説でひめゆりの塔が取り上げられると、全国的に有名な慰霊碑となりました。

現在は併設された「ひめゆり平和祈念資料館」とともに、沖縄戦の悲惨さを象徴する慰霊地として多くの参拝者が訪れています。

ひめゆりの塔を訪れたあと、平和への思いを深めたいのであればぜひ資料館にも立ち寄ってみましょう。生存者の手記や遺品などが展示されており、当時学生が従軍した様子を知ることができます。


■ 基本情報
名称:ひめゆりの塔
住所:沖縄県糸満市伊原671-1
アクセス:那覇市街地から車で40分
営業時間:いつでも散策可
     (資料館は 9:00〜17:00)
料金:散策無料(資料館:大人 450円)
定休日:なし
駐車場:施設の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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